姫路城、大塚国際美術館を見て、所期の目的は達しました。そして旅の3日目ですが、もう帰らなければなりません。さびしい限り。

で、この日のスタートは、朝7時過ぎの徳島駅前から。

ここからバスで徳島港へ行き、南海フェリーで和歌山へ。その後は関空経由で仙台に戻ります。

が、それではあんまりすぎる。あまりにも鉄分が少ない。ということで、最後の最後に鉄分補給。

和歌山電鐡で終点の貴志川へ行きます。

南海フェリーで海を渡り和歌山港へ行きますが、そのまま和歌山港駅から南海電鉄で関西空港や難波まで行くと電車代はタダなのですが、JRを使うので、今回は素直に和歌山港までのチケットを購入。ちょっともったいない気がする(笑)

天気は曇りで、時々青空が見えて日が差すという微妙な天気でしたが、時間とともに青空が大きくなってきました。

淡路島沖ですれ違った(多分)同型船の「かつらぎ」
ちなみに乗っていたのは「つるぎ」で、色は淡い緑系でした。

和歌山港からは南海電鉄で和歌山市駅へ。ここからJRの和歌山行きの電車に乗るまで、出入りする電車を撮影してたら、こんなのが来ました。
「めでたいでんしゃ さち」。加太線の電車です。めでたい感満載の色ですが、この色以外にも青系の「めでたいでんしゃ かい」がいます。ちなみにこの2本の電車、この直後の11月23日に結婚したそうです。ということは、この時は独身だったんですね。てか、今一つ意味がわかりませんが…(笑)

JRの105系で和歌山駅へ。ここから和歌山電鐵に乗ります。

平成18年に、廃止されるはずだった南海貴志川線を引き受ける形で開業したのが和歌山電鐵ですが、よくある第三セクターではなく、純粋に民間企業で親会社は岡山電気軌道です。

車両は南海電鉄から無償譲渡された2270系を使用していますが、いちご電車、たま電車などテーマごとに内装、外装とも、あの水戸岡鋭治氏によるリニューアルが話題となっていますが、それ以上に、たま駅長でブレークし、一般の方にも知られる存在となっています。

ここに来るのは20年ぶり。以前、乗ったのは平成3年と平成8年の2回。いずれも南海電鉄時代でしたので、和歌山電鐵になってからは初めてとなります。

改札内にある和歌山電鐵の切符売り場で一日乗車券を買って、電車に乗り込みます。ホームで待っていたのは、リニューアル第2弾の「おもちゃ電車」でした。

おもちゃを飾る木製の棚があったり、ガチャガチャが置いてあったり、座席もいかにも水戸岡イズム全開の車内です。

2両編成の電車の席は半分ぐらい埋まっている感じで、お客さんは地元の人が半分、あとは観光客で、明らかに外国人のお客さんも見えます。経営状態まではわかりませんが、土曜日日中の地方私鉄としてはなかなかの健闘なのかなと思います。

日前宮駅ですれ違ったのは「たま電車」。

車庫がある伊太祁曾駅でのすれ違いは「うめ星電車」でした。

この日、日中帯に動いていたのはこの3本のようです。

30分ちょっとで、終点の貴志駅に到着。

一応、たま駅長に表敬訪問しますが、今は二代目で「ニタマ」さんだそうです。ところが、ガラスの向こうに見えるのは後姿だけ。と思ったら、ニタマさんの向こう側もガラス窓。向こう側は売店になっているようでそちらへ行ってみます。

見れました。

が、狭い空間であっちからもこっちからも見られるニタマさん。写真を撮ってから言うのもなんなんですが、ちょっと辛いのではないかと思います。行くまではもう少し自由な環境にいるのだと思ってたのですが…

駅舎も猫推しです。

とりあえず、売店「TAMA SHOP」でお土産を少し買ったら、来た電車でそのまま戻ります。貴志駅の滞在時間はわずかに6分でした。

次の下車駅は大池遊園。平成3年に来た時もここで撮影しました。あの時は桜の時期ですが、今回は紅葉、と思ったのですが、すっかり終わってました。残念。

貴志側の鉄橋を行く「たま電車」。25年前に来た時は偶然だったのですが、結構な有名撮影地ですね。

こちらは和歌山側の鉄橋。「おもちゃ電車」です。

もう一度貴志側で「たま電車」。

ここには約2時間滞在。上下合わせて9本撮影しましたが、途中から外国人のカップルが来て参戦。東南アジアっぽい雰囲気の方で、言葉は通じませんが、とりあえずお互いに撮った写真の見せっこはしました(笑)

大池遊園駅に入って来る「うめ星電車」。

大池遊園駅って「おおいけゆうえん」だと思っていたのですが、「おいけゆうえん」駅でした。ずっと間違えて覚えていました。

「うめ星電車」の車内。
「おもちゃ電車」と比べるとシックな内装でした。

ということで、旅も最終盤。和歌山駅から「紀州路快速」、日根野駅で「関空快速」に乗り継ぎ、関西空港へ向かいます。

9月の台風でタンカー衝突による損害を受けた関空連絡橋。道路の橋桁は外れたままでしたが、電車は通常通りの運転で関西空港に到着。

あとは、ピーチで仙台に帰るだけ。離陸は18:25ですので外は真っ暗。往路の時のように下界の景色を楽しむことはできません(大阪湾は何となくわかりました)。なので、おとなしく帰ります(笑) 
これで、2泊3日の旅は終了。はぁ、どっか行きたい(笑)
 
ということで、本年の更新はこれで終了です。ご覧いただいた方、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
 
では、よいお年を!

閉館30分前まで粘った大塚国際美術館前を後にして、バスで鳴門駅に移動。ここから鳴門線で徳島まで行きます。

で、車両は何が来るかな、と思ったら、来たのはコレでした。キハ47形の2連。折り返しで徳島行きとなります。

ここでの国鉄形はうれしいことはうれしいけど、実は今回の旅でJR四国の列車に乗るのはこの1本だけ。我ながら如何なものかとは思いますが、まだ乗ったことがないJR四国の1200形や1500形にも乗りたかったかな。

それはさておき、懐かしの国鉄形気動車に揺れること36分、徳島駅に到着。外はもう暗くて車窓は楽しめませんが、途中の池谷駅で1500形の2連とすれ違いました。鳴門駅で1本遅らせていたら1500形に乗れてたんですね。まぁ、いいですけど…

徳島駅に着いたらとっとと夕食済ませて宿に入りたいところですが、そうはいきません(笑)

国鉄から引き継いだキハ185系やキハ47系、JR四国の1200形や1500系などが、変則的な2面2線とそれほど大きくはない駅構内(車両基地なんかを合わせるとかなり広いですが…)にエンジン音を響かせています。高徳線、鳴門線、牟岐線、徳島線の列車がひっきりなしに出入りして、意外と言ったら失礼ですが、思っていたよりもずっと活気のある駅でした。

新型特急用気動車2600系と走り去る国鉄からのベテラン気動車キハ47形。

こちらは国鉄形の特急用気動車キハ185系とキハ47形。このキハ47は国鉄の首都圏色です。

思いっきり煙を吐きながら高徳線を上っていきました。

JR四国の一般形気動車1500形と1200形の2連。

これで撤収。徳島駅の滞在時間は約1時間でしたが、今回の旅行記で初の“鉄ネタ”でした(笑)

この日の夕食は駅の近くで食べた徳島ラーメン。
お約束の生卵を入れて。ちなみに苦手なネギは抜いてもらっていますので、色味的にはイマイチです。

次回は本格的な?“鉄ネタ”、和歌山電鐡編です。

せっかく鳴門まで来ているのですから、やっぱり渦潮は見たいところ。そこで大塚国際美術館を中抜けして見に行くこととします。

渦潮は潮の満ち干きで起きるもので、発生する時間はその日ごとに決まっています。この日の見ごろは12:40の前後1時間半の間。潮流速度に応じて大潮、中潮、小潮とあるのですが、この日は中潮でした。もちろん一番よいのは大潮の日です。ちょっと残念ですが、大潮にスケジュールを合わせることはできず、やむを得ないところです。

問題はどこで見るかですが、候補は二つ。大鳴門橋に併設された「渦の道」という施設から見下ろす。あるいは観潮船という観光船で海から見る。値段的には渦の道が510円に対して、観潮船は1,800円または2,400円と少々お高い感じ。

どうしようかと思いますが、やっぱり近くで見たくて観潮船にします。

ということで大塚国際美術館前からバスで5分足らずで観潮船乗り場に到着。

乗る船は2,400円のお高い方、アクアエディという水中展望室のある定員46人の高速小型船です。定員オーバーだったら困るところでしたが、無事に乗ることが出来ました。

乗り込むと水中展望室に案内されますが、かなり狭いです。この席に座ると隣の人とぴったりくっついてしまい、ちょっとしんどいかも。

で、窓の外は海の中。動き出すとこんな感じで見えますけど、これは渦潮ではありません、船が作るただの波です。

見てても、なんか今一つよくわかりません。他のお客さんもそう思うみたいで、ほとんどの方が上のデッキに上がっていきます。私もデッキに上がりました。

港を出ると数分で前方に大鳴門峡が見えてきました。

指をさしている方がいます。渦潮っぽい、っちゃ渦潮っぽいです。

が、思っていたよりも地味? 中潮とはいえ最盛期の12:40からまだ15分程度ですのでそこそこ期待していたのですが…

船は大鳴門橋をくぐり南側に出ます。こっちの方が少し波が荒いかな? 時々、ガツンという衝撃があって船が揺れます。

ひたすら波立つ海面を見つめますが、渦を巻きかけると次の瞬間にスッと消えたりして、なかなかきれいに渦を巻きません。

もう少しなんですけどねぇ。まぁ、こんな感じで何回かはそれっぽいのが見えました。

やっぱり大潮の日がよかったかな〜、と思います。

この後は再び大塚国際美術館前に戻りますが、ちょうど良い時間のバスがなくて、観潮船の人に聞いたら、
「歩いて15分ぐらいで行けますけど、途中にある大塚美術館の駐車場まで行ったら、そこからシャトルバスに乗せてもらえますよ」
と、きわめて有益な情報。

おかげさまで歩く距離が半分くらいになりました。で、名画鑑賞を再開です。

次回は徳島駅編になります。

千畳敷展望台から歩いて約20分。大塚国際美術館に到着。開館時間の9:30直前に着くこと出来ました。

にしても、巨大な美術館です。展示ルートは全長約4劼發△襪修Δ任垢、その大部分が山の中。ついつい懐かしのウルトラ警備隊の基地を連想してしまいました(笑)

前に書きましたが、大塚国際美術館は1,000点以上の西洋名画を実物大の陶板画で精巧に再現した美術館です。ということで、本物は一点もありません。ひらたく言えば全部ニセモノですが、本物ではできないことがたくさんあります。

まず、世界各地に散らばった名画を同じ空間で見ることができます。修復前と修復後の姿を同時に見ることもできます。既に現物が失われている名画も見れます。

さらに至近距離で見れるばかりか、写真撮影も原則自由です。ついでに絵に触ることも可能。そして、なんと言ってもパスポートがいりません(笑) 数年前にテレビで見て、是非とも来てみたかった場所です。

中でもお目当てはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」とミケランジェロの「最後の審判」の「最後」コンビ(笑)

実はこの2点、どちらも実物を見たことがあります。20年近く前に行った唯一のヨーロッパ旅行がイタリアだったのですが、その時のパックに含まれていました。ということで、必ずしも積極的に見たわけではなく、当時はなんとなく見ただけという感じで、写真も撮れず、今となっては不完全燃焼感が半端ない。

そのリベンジ!(というほどではないけれど…)そこそこにテンションが上がります。

さっそく3,240円という決してお安くはないチケットを買って入場。てか、前売り券を買っておくのを忘れてました。まぁ、140円安くなるだけですが。

中に入るとすぐに長いエスカレーターで上に上がります。で、上がったところが地下3階です。

荷物をロッカーに入れて、インフォメーション前のホールにでるとガイドの方が何人かいて、その周りに人が集まっています。こちらとしても元々美術に対する素養なんてありませんので、手近なところにいたガイドさんについて廻ることにします。

推奨のルートは地下3階から順に上に上がっていくのですが、いきなり地下1階に上がってゴッホのヒマワリコーナーへ。ここにはゴッホが書いた「ヒマワリ」が、既に失われたものを含む7点が揃って展示されています。部屋にはなにやら上品な香りが漂って、これも含めての展示だそうです。
ガイドさんはきりっとした知的な感じの方で、説明も上手で心地よく聞き取れるのですが、帰ってからあまり覚えていないのは、彼女の責ではなく、こちら側の問題というのが悲しいところです。断片的には覚えてるんだけどなぁ〜

随所随所で写真を撮りながらガイドさんの後をついて歩くと、ルノアール、ミレー、モネなどの見覚えのある名画が次々と現れます。

こちらはダヴィッドの「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」の一部です。作者は知りませんでしたが、この絵は見覚えがあります。ただこんな巨大な絵だとは思いませんでした。壁一面、「絵」という感じです。

縦横に線が入っているのが見えますが、陶板のサイズに限界があるため、大きな絵は何枚かの陶板を組み合わせて出来ていて、そのつなぎ目が見えちゃうんです。ただ、現場で見ている範囲ではそれほど気にはなりませんでした。

で、いよいよ「最後の晩餐」ですが、別のガイドさんが説明中ということでパスされちゃいました。その代わりが「モナ・リザ」です。というか、“代わり”が豪華すぎる。

本物はパリのルーヴル美術館ですが、あちらは結構遠くからしか見れないのに、ここでは目の前で見れるので背景の細かい描写もよく見えます、と知的なガイドさんが言っていました(笑)

この後は、もう一つの本命、「最後の審判」。これこそ巨大な壁画(フレスコ画)ですが、壁画だけではなく、この壁画があるバチカンのシスティーナ礼拝堂がまるまる再現されていて、大迫力です。

ここでガイドさんの案内は終了。よく判らずに付いて来ましたが、1時間のコースだったようです。

改めて「最後の晩餐」の部屋に行ってみます。

うん、見覚えがあります(笑)

で、振り返ると、修復前の姿。時間を超えるのがこの美術館の醍醐味の一つです。

雰囲気が全然違いますね。時代時代で手が加えられていったようで、1977年から1999年にかけて行われた最後の修復作業では、それまでの“修復”による顔料が除去され、オリジナルの絵が甦ったそうです。

ところで帰ってから調べて気づいたのですが、ミラノにある本物の「最後の晩餐」、写真を撮れるみたいです。

そ、そんな…(笑)

見れる時間とか人数の制限についてはやはり今もあるようですが、以前、私が行った時は「写真撮影厳禁」と言われ、怖そうなおばちゃんがしっかりと見張っていました。あの頃は修復作業が終わって3年目ぐらいでしたので、まだ厳しかったんでしょうか? それとも単にその時の担当者が厳しかったとか… 

改めて調べてみたらヨーロッパの美術館って写真撮影OKって多いみたいですね。行った時も、バチカン美術館は普通に撮れました。ウフィツィ美術館はダメだったような気がしますが… その後、OKになったみたいです。

ん〜、気を取り直して(笑)、早めの昼食とします。まだ見ていないエリアはたくさん残っていますが、食べ終わったら一度中抜けして鳴門の渦潮を見に行こうと思います。

館内にはレストランやカフェが何ヶ所かありますが、食べたのは地下3階にあるゴッホのヒマワリをイメージした「カフェ フィンセント」。おっさんが1人で食べるには不似合いですが、プロヴァンス風ハーブチキンをおいしくいただきました。

思ったよりも早く食べ終わったので、これも見ます。印象的です。

で、この後は渦潮を見に行きますが、そちらは次の機会に書きたいと思います。

そして美術館に戻って来たのは1時間20分後。改めて地下3階から順に見て廻ります。

ピーテル・ブリューゲルの「バベルの塔」。よく見るといろいろと書き込んであって見飽きません。

アニメ「フランダースの犬」のラストシーンに出てくる名画、「キリスト昇架」です。

そしてこんな不気味なコーナーもありました。ゴヤの黒い絵。

ゴッホはヒマワリ以外にもコーナーがありました。こうしてみると絵柄は明るいですけどね〜

地下3階から順に上がってきて、最後は地上にでます。てか、山の上ですが…

地上1階にあるピカソのゲルニカを見て、ほぼ終了。

 

地下3階にもどります。って、地下3階に、まだ見ていないエリアが残ってました。

 


聖テオドール聖堂。トルコのカッパドキアにある岩窟修道院が再現されています。

あまり人気(ひとけ)のないエリアですが、何となくこの雰囲気、好きでした。

美術館は17時までですが、バスの時間にあわせて16時40分で撤収。途中の中抜けの時間を抜いて都合6時間近く滞在しました。その間、館内で歩いた歩数は7,000歩以上でした。

さすがに、疲れた〜

ですが、雰囲気は十二分に味わうことが出来きて満足でした。少々、お高かったけど…(笑)

次回は中抜けしていった、鳴門の渦潮です。

2日目は神戸から出発。朝、早起きをして6時に三宮駅近くにある神姫バスのバスターミナルへ行きます。ここで大塚国際美術館に近い鳴門公園口までのチケットを購入。

明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断して、再び大鳴門橋で海を渡り四国へ至るルートです。逆方向は一度通ったことがありますがその時は夜だったので、日の当たる時間帯に通るのは初めてで、結構楽しみにしていました。

念のため早めに行きましたが、乗るつもりだった徳島行きバスの発車時刻は7:15。チケットを買ったら近くで朝食をすませて再びバスターミナルへ。神姫バスのターミナルですが、複数の会社での共同運航のため、乗るバスは山陽バス。山陽電鉄の子会社みたいです。

東海道本線高架下のバスターミナルを定刻に発車。神戸税関やポートタワーなど神戸っぽい風景を眺めつつバスは快走。そして空は今日も快晴です。ただ午後からは下り坂の予報なのがちょっと気になるところ。

一番前の席は予約済みとのことで前から3番目の中途半端な席ですが、前方もチラリと見えます。

走り出して20分ぐらいで左手に住宅地越しの明石海峡大橋が見えてきました。

複雑怪奇な垂水ジャンクションを抜けたら長いトンネルに入ります。で、トンネルの出口近くで停車。その先には舞子公園のバス停があります。時間調整でしょうか? バス停にはたくさんのお客さんが待っています。

この人たちみんな乗るの? と思ったら大半は別のバスに乗り込んでいきました。どうやら淡路島島内へのバスのようですが、こちらにも7・8人ぐらい乗ってきて、空いていた一番前の席もここで埋まりました。

バス停を出るともう明石海峡大橋。主塔がど〜んと聳え立っています。海面からの高さは298m、全長は3,911mという世界最長の吊り橋です。

ギラギラ光る海を見ながら橋を渡ると淡路島。左手に海が見えますが、まもなく内陸に入り島感はほとんどなくなりますが、朝靄に霞む町並みがよい感じです。

島内の高速道路を走ること40分弱で今度は右手に海が広がると、淡路島ももうおしまい。前方に大鳴門橋の主塔が見えてきます。こちらの高さは144m、全長が1,629mと明石海峡大橋の半分ほどですが、瀬戸大橋が開通するまでは日本一のつり橋でした。

橋を渡ると鳴門公園口のバス停、と思ったら渡りきる前にバス停がありました。

ということで、橋の上のバス停からの1枚。朝の光に輝く鳴門海峡です。

大鳴門橋を行くバスでも撮ろうと待ちますが、なかなか来ません。上り車線にはガンガン来るのですが、下り車線は全然来ないし、工事関係の車両がどんどん近づいてきて… なんか邪魔(笑)

ようやく来た西日本JRバスは鳴門公園口バス停は通過していきました。

橋の上の歩道橋から。やって来たのは神姫バスです。

この近くには大塚国際美術館前を通るバスの乗り場があるのですが、写真を撮ってる間に発車時刻を過ぎてしまいました。しょうがないので近くの千畳敷展望台へ行ってみます。

歩いて数分程度の距離です。途中にある大鳴門橋遊歩道 渦の道の入口付近に当日の渦潮情報が出ていまして、それによると、この日の満潮は12時40分で、渦潮の見ごろは前後1時間30分ぐらいとのこと。

ということで、朝9時の鳴門海峡は、べた凪です。千畳敷展望台には団体の観光客がいたのですが、地元のガイドさんらしき人が、「1日のうちでこれほど穏やかな海は数時間程度。ある意味貴重なタイミングです」と言って、けっこうなブーイングを受けていました(笑)

鳴門まで来て、これ以上べた凪を見ててもしょうがないので、20分ほど歩いて大塚国際美術館まで行きます。

で、次はいよいよ大塚国際美術館編になります。

関西空港から、高速船、ポートライナー、新快速を乗り継ぎ姫路駅に到着したのは14時ちょっと過ぎ。天気は薄曇りでやわらかい日差し。駅前のペデストリアンデッキに上がると姫路城がよく見えます。

姫路城に来たのは5年ぶりですが、前回の訪問時は「平成の大修復」の終盤で、天守閣全体を大きな覆いで囲っていて、その全容を見ることは出来ませんでした。というか、その時は、その覆い「天空の白鷺」が目的でした。

で、今回は修復後の浮き上がらんばかりに真っ白なお城が見たかったのですが、さすがに3年も過ぎるとだいぶ馴染んできてますね。まぁ、これはこれで落ち着いていてよいのですが… やっぱり真っ白が見たかったかなぁ〜

駅から城までは歩いて15分ぐらい。途中、城を撮りながら歩いていくと、少し日差しが強くなってきました。

街路樹の銀杏の葉っぱ越しに…

桜門橋越しに天守閣を狙っていたら、目の前をわき目もふらんと猫が横切っていきました。

で、桜門橋を渡り三の丸に入ると目の前に大きなやぐら?。なんだコレ? 何かのイベント用みたいで、他に照明っぽいやぐらもあって邪魔なことこの上なし、です。

久しぶりに来たのに残念だなぁとは思いますが、止むを得ません。邪魔なものをかわしながら撮影。

なんてことをしてたらだんだん時間がなくなってきました。現在時刻は14:50。入城時間は16:30まで。少し急ぎます。

1000円を払って入城しますが、ビューポイントだらけでなかなか先に進めない(笑)

ろの門をくぐったところでの一枚。

さらにいくつか門をくぐり上に上がるとなぜか桜が咲いていました。今年の異常気象のせいでしょうか?

いよいよ前回は修復工事中だった天守閣内部に入ります。

立派な梁です。

5層6階建ての天守閣の最上階。景色はよいのですが、中途半端に細かい網が張ってあって写真が撮りにくいです。
まぁ、この写真は意図的に少し引いていますけど…

一眼レフの広角系だと厳しいので、スマホの小さいレンズで…
これだとOKです。

山陽新幹線を行く九州新幹線用のN700系。望遠系で撮ると網をかわしてなんとかいけます。

気づけば16時を過ぎています。そこそこ急いで外へ。

天守閣の目の前の備前丸から。

日は沈む直前です。何だかんだで晴れてよかった。

更に下まで降りて三国堀の逆さ天守閣。

これで出ようと思ったのですが、係の人が「西の丸からもいいですよ」と教えてくれて、更に急いで西の丸に移動。

白い天守閣が夕日で朱に染まっています。予想以上のキレイさ。ホントに晴れてよかった。係の人にも感謝。
隣で撮っていた外国人のおばさまも大喜びでした。

日が沈むと次はライトアップ。三の丸広場に戻り(やぐらをかわして)撮影。さっきまで朱色だった天守閣が真っ白に浮かび上がります。

で、さっきから邪魔な(笑)やぐらですが、「姫路城 光の庭 Castle Of Light」というイベントで、プロジェクションマッピングをするとのこと。やぐらはスクリーンなんですね。イベントは翌日からですが、この日はテストを行うらしい、というお話を聞いてしばし待ちます。

始まりました。

思ってたのとはちょっと違ったけど、まずまずキレイでした。本番ではすぐ近くまで行けるとのことでしたので、もっと迫力があったかもしれませんね。

姫路駅に戻り最初の場所でもう一枚。

現代の街並みに負けない立派なお城です。

この日はこれで終了。宿泊地の神戸に新快速で戻ります。

次回は神戸から鳴門に向かいます。

ちょっと前のことになりますが、11月中旬にちょっとお出かけしてきました。

今回の旅は、かなり“鉄分”薄めです。主たる目的は2つ。

1つ目は姫路城。

言わずと知れた国宝にして世界遺産の日本が誇る名城。平成の大修復を終えたときには、不自然なくらい“白い城”と言われ、ぜひとも見たいと思っていたのですが、なかなか機会がなく3年が過ぎてしまいました。

2つ目の目的は、「最後の審判」や「最後の晩餐」などの名画を見ること。

と、言っても、残念ながらそうそうバチカンやミラノなんぞにに行けるはずもなく、行った先は徳島県鳴門市にある大塚国際美術館。

ここある「最後の審判」や「最後の晩餐」などの名画は、もちろん本物ではなく全て模造品なんですが、精巧に作られた実物大の陶板画が千点以上も並び、著名な作品はほとんどと言っていいくらい網羅されています。数年前にテレビで圧倒的な展示品を見て、一度行ってみたいと思いつつ、やはり機会のないままでした。

満を持しての出撃ですが、往復ともピーチで関空経由となり、ここも鉄分控えめです。時間と経費の節減のためとは言え、鉄道ファンとして忸怩たる思いは拭えません(笑)

で、出発の日。飛行機に乗るからには晴れて欲しいところですが、前日の予報では曇りのち晴れと微妙なところ。どうなるかと思っていたのですが、当日の朝、青空が広がっていました。

乗るのはこの機体。後方に降りてきたのはANAのボーイング777。仙台空港では珍しい大型機です。

北浦に霞ヶ浦。手前を流れる川はたぶん鬼怒川。

基本逆光ですが予想以上に良く見えます。最近は出かけるたびに微妙に天気に恵まれているかも。

間もなく富士山が見えてきました。3年ぶりに見ましたが、逆光ならでは味わいがある、ってことにしておきます(笑)

この後、三河湾、伊勢湾、志摩半島を越えて紀伊半島に入ると次第に雲が増えてきました。

雲の下に出るともう紀淡海峡の上。再び日が差して淡路島と翌日渡る予定の大鳴門橋がきれいに見えました。

関空へは予定よりも少し早めの到着。おかげでギリ間に合わないと思っていた神戸空港までの高速船に間に合ったのはラッキーでした。

神戸空港には予定よりも1時間早く着いたので展望デッキでちょっと撮影。

ですが、本数はそれほど多くないです。で、ちょっとよそ見している間に貴重な1本、札幌行きのエアドゥが離陸しちゃいました(泣)

意地になって次の離陸を待ちますが、だいぶ時間があるので、空港内で昼食とって、着陸を1本撮って、ようやく離陸。って、方向逆だし…

結局、1本早い高速船に乗れた分の貯金を使い果たし、ポートライナーで三宮に着いたのはぼ予定通りの時間。ここからJRの新快速で姫路を目指します。

次回、姫路城編に続きます。

北海道旅行は早くも最終行程。というか、もはや飛行機で帰るだけです。

ただ、それなりには土産を買わなければなりません。が、土産買いはあまり得意ではないんですよね。そもそもその時間がもったいないし、何を買うのか悩んむし… どうせ買うのだから喜ぶものをと思いますが、そうなるとひたすら目移りするし… 予算だってあるし… で、いつもグダグダになってしまいます。

それでも約40分ほどでなんとか買いそろいました。優柔不断の自分としては頑張ったほうです(笑)

続いて搭乗手続き。ターミナルビルの端っこにあるピーチのチェックインカウンターに行きます。

遠いです(汗)

チェックイン自体はQRコードをかざすだけですので、あっという間に終わりますが、手荷物を預けるところまででだと約10分ぐらい。

この時点で飛行機の出発時刻まであと1時間半ぐらい。ターミナルビルの中央部に戻り3階のフードコートに行きます。冬季は展望デッキには上がれませんので、飛行機を見るのはここが1番手っ取り早い場所となります。

ここでは仙台空港では見れない飛行機がたくさん来るので、それなりに楽しみな場所です。

まずはバニラ。ピーチと同じ全日空系のLCCですが、2020年をめどにピーチとの経営統合が行われるみたいです。

エバー航空のエアバスA330「SANRIO CHARACTERS」が離陸して行きます。

ANAのボーイング777とさっきのSANRIO CHARACTERSが交錯します。

こちらはチェジュ航空と大韓航空の韓国勢。どちらもボーイング737ですね。

ANAのスターアライアンス塗装越しのキハ261系。スーパー北斗かな? 新塗装ですが1両だけ旧塗装が混じっています。

Flyscoot.comと書かれたボーイング787。Flightrader24によると台北から来た飛行機ですが、シンガポールのLCCのようです。

なんてやってる間に出発40分前。そろそろ限界かと、土産の追加分をちょっと買って、またまたターミナルビルの端っこにある保安検査場へ向かうと…

とんでもない長蛇の列。チェックインの時に見た時には入口あたりに若干の人、って感じだったのですが、40mぐらいある気がします。想定外の大行列。これは間に合うのか? 

10分過ぎてもあまり進んでいません。20分過ぎてもようやく半分行ったか行かないか、というところ。

これはヤバイかも。JALとかANAならなんとか乗せてくれそうですが、こういうときLCCはどうなんでしょう? 

そうこうするうちにピーチのスタッフらしき人が現れ、「ピーチで仙台へ行かれる方は列の右側に詰めて並んで下さい」と誘導。

「それって違うんじゃない」なんて声も聞こえてきましたが、そそくさとそちらの列に移動します。これで一気に10数番目ぐらいまできました。にしても油断できませんね。少し反省です。

結局、保安検査場を抜けたのは出発の7分前。せかされて機内へ。

乗る直前、後ろの人がまだ来ていないのを幸いに、ボーディングブリッジから撮っておきます。

席に落ち着くと間もなく動き出します。出発時間よりも4分速いし…

窓の外にはまたまた初めて見る飛行機。機種はおなじみのQ400ですが、航空会社はオーロラ航空。ロシアの会社だそうで、日本で来る空港は成田とここ新千歳だけみたいです。

離陸。西の空が輝いています。

光る太平洋と苫小牧港。

その後、雲の多い海の上を飛びます。たまに海上の船が見えたりしますが、概ね単調な景色。

と、突然、下の海が輝きます。ちょうど下北半島の“柄”の部分が見えました。手前が太平洋、奥が陸奥湾です。

この後は、再び雲の上。仙台までこのままかなぁ〜と思っていたら、盛岡の手前で下界の雲が切れました。

行きにははっきり見えなかった岩手山の火口が見えます。

更にもう少し行くとオレンジ色に光る雲海の上から顔を見せる鳥海山。
見た瞬間、思わず「おっ!」と声を出してしまいました。とりあえずこの飛行機に乗った甲斐があったと思える光景でした。

太陽が雲の中に沈みます。下には一筋の川が流れています。鳴瀬川かな〜

飛行機は高度を下げつつ松島湾を見下ろして、薄暮の仙台空港に着陸。

これで全作戦完了。はぁ、物足りない(笑)

それでも、懸案事項だった札幌市電の未乗区間、都心線に乗って、まだ乗っていない区間は北陸界隈の数路線を残すのみとなりました。

ノースレインボーEXPの(左側だけど)最前列に乗れたし、宗谷岬ではわずかな時間でしたが樺太(らしき島影)も見れたし、帰りには(山頂は雲の中だったけど)利尻も見れたし…

ちなみに日本の最北の地まで行って、土産代まで含めた全費用は5万円少々。

う〜ん、まぁまぁ悪くない旅でした(爆)

旅行最終日となる3日目は、もう仙台に帰るだけですが、朝5時起き。6時前には稚内駅に着きます。

これから乗る旭川行きの特急「サロベツ2号」の発車時刻は6:36。本来ならそれほど急ぐ必要はないのですが、昨夜、稚内駅の駅員さんに聞いたところによると、サロベツ2号の車両は前日の「宗谷」と同じノースレインボーEXP。下り列車の先頭車両は指定席車ですが、上り列車では自由席車となります。

正直、前日の鹿の事故が引っかかってはいますが、2日連続で鹿にはぶつからないだろうという希望的観測により、先頭車の一番前の席、それも運転士さんが視界をさえぎらない右側の席を狙います。

稚内駅の改札前はまだ無人。切符売り場の前にはお1人いましたが、ともかく改札前に並んでしまいます。

6:20ごろ、ノースレインボーEXPが入線してきました。
改札口とホームを結ぶ通路越しの撮影です。

そして間もなく改札が開くと、先頭を切ってホームへ。勝利を確信しつつ早足でもっとも遠い先頭車をめざします。そして先頭車のドアまであと数メートルのところ… 突然後ろから聞こえてきた駆け足の音。

えっ、と思った瞬間、おじさんに抜かれてしまいました。

「そりゃないよ」と思わず口から出ますが、既に手遅れ。ふむ〜、さっき、切符売り場にいた方ですね。「まぁ、駅には先に来ていた人だから」と、あきらめますが、次善の策である一番前の左側の席に荷物を置いて、「ないよなぁ」と、もう一度思います(笑)

無念の思いをよそに定刻に発車した特急「サロベツ2号」。左手の海と凍った道路に朝の光があたりキラキラと輝いています。

あ〜、左の席でよかった(負け惜しみ)。

なんてやってる間に最初の停車駅、南稚内でそこそこの数のお客さんを拾うと、稚内の市街地を抜け白い山の中をうねうねと走ります。この辺は左側とはいえ一番前の席の醍醐味です。

今日の天気は曇りベースながらところどころに青空。ただ、下の方には厚い雲がかかっています。今日も利尻はダメかな〜、とあきらめかけた時、前方に朝の光があたった雪山が一瞬視界に入ります。

これは! 右側の開いてる席に速やかに移動。カメラを構えると海の上に浮かぶ利尻がど〜んと見えました。

山頂が雲に隠れていますが、それでも見れないと思っていただけに、これはけっこううれしい(笑)

宗谷本線から利尻が見えるのは南稚内駅と抜海駅の間だけだと思っていたのですが、海越しではありませんが、下沼駅の先まで何度か見ることができました。

こちらは豊富駅と下沼駅の間からの利尻です。というか、行く時も利尻が見える時はこの辺から既に見えていたということですね。

この後も来た道をただ戻ります。何とも芸のない話ではありますが、天北線も羽幌線も無い今、なんともしかたがないところです。といいつつ、羽幌線経由だったら休みがもう1日必要になりますが… 

というか、乗りたかったな〜 羽幌線。などと言ってもしょうがないので、せっかくの前方の展望を楽しみます。

歌内駅と天塩中川駅の間。真っ白な雪の道を快走。

車窓を見ていると何となくゆっくりと走っているような気がしますが、運転席のスピードメータを覗くと80km/hぐらい。思ったよりは速いです。平地だと普通に120km/hぐらいで走っていました。

天塩中川駅に停車。ミラーにノースレインボーEXPが映ります。

佐久駅から音威子府駅の手前まで天塩川の流れを右に見て走ります。

音威子府駅を過ぎると雪が一段と深くなり、線路の両脇には雪の壁ができています。奥の方に小さく見えるのは咲来駅です。

こちらは天塩川温泉駅。ホームの短さがよくわかります。

豊清水駅でキハ54系普通列車と交換。ホームからこちらを撮っている方がいますね♪

多分、お互いに邪魔だなぁ〜と思っています(笑)

そして、士別駅では特急「宗谷」と交換。前日の逆パターンです。

和寒駅発車時にぴしっと指差喚呼を決める運転士さん。
自分の席は運転士さんの真後ろになるので、指差喚呼をしているのは判るのですが、なかなか指先が見えない。ということでタイミングを見計らって通路から撮らせてもらいました。

和寒駅を発車すると塩狩峠を登っていきます。

もうすぐ塩狩駅です。

塩狩駅を過ぎると高原の景色が広がります。このあと列車はゆっくりと上川盆地へと降りていきます。

車両変更の影響で数分程度の遅れはありましたが、途中、鹿にぶつかることもなく無事に旭川駅に到着。ここからは同じホームの反対側で待つ特急「ライラック18号」に乗り換えます。

右がここまで乗ってきたキハ183系5200番台ノースレインボーEXP、特急「サロベツ2号」。左がこれから乗る789系特急「ライラック18号」です。

前に来た時は高架化工事の真っ最中でしたが、キレイな駅になりましたね。というか、ホームしか見てませんが…

ライラック18号は席がほぼ埋まるぐらいの乗車率。ギリギリの乗換えなのでもしかしたら座れないかと思ったのですが、なんとか窓際に座ることが出来ました。

あいかわらずの雪景色ですが、宗谷本線沿線と比べると心なしか広々とした印象の車窓が広がります。美唄駅と岩見沢駅の間を走っているとき、車窓にキタキツネを見かけました。線路のすぐそばで写真を撮る余裕はありませんでしたが、たとえ一瞬でも見れてラッキーでした。

で、岩見沢駅で下車。なんぼなんでも行き帰りがすっかり同じ行程では悲しいので、ここから室蘭本線経由で新千歳空港を目指します。

ライラック18号の岩見沢駅到着は11:29で、室蘭本線の普通列車苫小牧行きは12:52。ということで、昼食をとれるのはここしかありません。とりあえず駅の1階にある観光協会を覗いてみると、雉肉料理のパンフがあります。

雉といったら日本の国鳥の雉ですよね。食べていいのか?そんなもん。はなはだ興味があります(爆)

で、観光協会のお兄さんに聞いてみたのですが、食べれる店はけっこう遠いようで、歩いていくのは無理とのこと。残念ですが、あきらめてお勧めの店を聞いてみたら、ちょっと考えて教えてくれたのは近くの洋食屋さん。

昔からある町の洋食屋さんという感じで賑わっていました。メニューのトルキーライスが気になったのですが、気づけばあまり時間がない。早くできるもの、ということで、ハンバーグ定食、おいしくいただきました♪

岩見沢駅に戻ると、間もなく北側からキハ40系2連の苫小牧行きが入線してきました。

ホームの停車中のキハ40と南側から入ってくる721系電車。

室蘭本線の苫小牧〜岩見沢間は、大昔はともかく今やすっかりローカル線。優等列車はなく、普通列車が上り下りあわせて17本の運転。ですが、乗ってみると途中、複線区間があります。単線にしてもいいんじゃないか?と思いますすが、考えてみたら貨物列車はあるんですよね。そのために残ってるんでしょうか? それでもたいした本数ではないと思うけど…

ちなみに今回、岩見沢駅から追分駅まですれ違いはゼロでした。

夕張川の鉄橋です。年代もののトラスが見えます。一見、単線区間にみえますが、この右側に下り線がある複線区間です。

石勝線との乗換駅、追分駅で降りると1番線ホームには既に千歳行きの普通列車、キハ40の単行が停まっていました。左が南千歳行き、右がここまで乗ってきた苫小牧行きです。
駅前をちょっと探索してからこれに乗り込みます。

約15分で南千歳駅に着くと、今回、最後の鉄道となる新千歳空港行きの快速136号に乗り換え。車両は一昨日に乗ったのと同じ721系でした。

あっという間に新千歳空港駅に着いて、あ〜ぁ、いつものことながらあっけない。やっぱり2泊3日では物足りないですね。といっても、しょうがないので、適当にお土産買って、飛行機で帰ります。帰りの天気は… どうなんでしょう? とりあえず上空は完全に“曇り”です(悲)

稚内に到着。改めて数えてみたら32年1ヶ月ぶりでした。

駅もきれいになっています。「キタカラ(KITAcolor)」というガラス張りのきれいな建物で、道の駅、バスターミナル、飲食店、観光協会、コンビニに映画館なども入った複合施設の一角が駅になっています。線路は1面1線と小規模で、日本最北、最果ての駅としてはちょっと味気ない気もします。

それはさておき、稚内では午後からレンタカーを借りるつもりでいたのですが、駅に近い営業所に行ってみたら、「本日、お貸しできる車がありません」。

当日の午後に予約するとだいぶ安くなるプランがあったのですが、少し甘く見ていたようです。できれば、宗谷岬の他にもいろいろと廻れればと思っていたのですが、残念でした。

となると、宗谷岬へはバスで行くことになりますが、稚内駅前バスターミナルの発車時間は13:20。稚内までの特急「宗谷」が遅れたのであと10分ぐらいしかありません。キタカラに戻りバスのチケットを購入。往復切符だと割引があって2500円となり、280円ほどお得です。

時間になってやってきたのはごく普通のノンステップバス。音威子府まで行くバスですからそれなりに長距離仕様の車両が来ると思っていたので、ちょっと意外です。

車内は地元の方と観光客でほぼ席が埋まるぐらいの乗車率。

稚内駅前を発車したバスは、市内のバス停をこまめに停まり、地元のお客さんたちを乗せたり降ろしたりしながらゆっくりと走ります。宗谷岬までの所要時間は50分ですが、そりゃ時間かかるよ。レンタカーだったら30分ぐらいで着きそうだなぁ〜とか思いますが、市街地を離れるとバスは結構なスピードで走り始めました。

道は凍結しているし、こうなるとバスとレンタカーとどちらがよかったかは難しいところ。バスで行くと、行った先で折り返しのバスを待つ間が辛そう、というのが、レンタカーにしたかった理由。外を見ると日本海なのかオホーツク海なのかよくわかりませんが(って、宗谷湾ですね)、左手に広がる海は大荒れ。白い波が次々と打ち寄せています。

ただ、絶景は絶景です。車窓から写真を撮れるのはバスの利点ですね。車だと停めなきゃ撮れないけど、凍った国道で停められる場所を探すのはそれなりに大変そうです。
宗谷湾越しの宗谷半島。これからあそこを走ります。

山の上には風力発電の風車がたくさん。

宗谷のバス停ですが、宗谷岬はまだ先です。

ようやく宗谷岬の灯台が見えてきました。よく見ると左手には最北端の碑も見えます。

宗谷岬で下車したのは10人ちょっと。ここまで乗っていたお客さんの大半が降りてしまいました。

そして、最北端の碑の前でそれぞれ記念撮影タイム。私も撮ってもらったり、撮ってあげたり。

それにしても思ったよりもずっと穏やかな天気です。一応、この日は前日と違い、アンダーも含めて最大限の防寒対策をしてきたのですが、それもあってかあまり辛くありません。これだったらバスで正解だったかも…

人がはけたところで最北端の碑を撮ります。

脇には間宮林蔵の銅像が建っています。間宮さんが探検した樺太は、天気がよければこの先に見えるはずなのですが… ちょっと無理っぽいです。

現地の滞在時間は約50分。この時点でまだ40分近くあるので、すぐ後ろの丘に登ってみます。階段を登っていくのですが、完全に凍っています。かなり恐る恐るという感じで登っていきます、というか帰りが怖い(笑)

丘の上には、宗谷岬灯台に旧海軍望楼、あけぼの像、海軍戦没者慰霊碑などいろいろな碑や鐘やらなにやらいろいろとあるみたいですが、丘に上がったらものすごい風が吹いています。下とは全然違う北海道の冬を感じます。

ということで、あまり歩き回ることはできません。とりあえず旧海軍望楼から見下ろした最北端の碑です。あの一角の波が凄いです。

で、気づきました。これってもしかしたら樺太でしょうか? 白い山が見えます。その右手には日があたっていませんが、うっすらと山の稜線っぽいものも見えます。方角的には合っていると思うのですが…

まぁ、樺太が見えたことにしますが(笑)、数分後には何も見えなくなってしまいました。 

赤と白の宗谷岬灯台です。地面の雪が風のせいでしょうか、不思議な形を作っています。

付近の土産物屋さんを覗いて、まだ少し時間があったので、もう一度最北端の碑へ。後ろの波しぶきがなかなかです。

稚内に戻るバスは時刻表どおりにかっきり15:01に現れました。

またまたバスの窓越しの景色を楽しみつつ稚内に戻ります。

4時前に稚内に到着。レンタカーだったら宗谷岬から戻ったらノシャップ岬や開基百年記念塔なんかも行ってみようかと思っていたのですが、足がないので素直に予約していたホテルにチェックイン。

ホテルの部屋からみた開基百年記念塔です。沈む夕日と重なって幻想的にも見えます。
このタワー、冬はやってなかったみたいです。念のため…

稚内の観光ポイントの稚内港北防波堤ドームがホテルのすぐそばでした。もっと遠い場所だと思ってた。

稚内港の防波堤と桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用した建築物で、昭和6年から5年かけて作られたそうです。

堤防に上がってみると宗谷湾越しに宗谷半島がみえますが、風力発電の風車、こんなに大量にあったんですね。ちょっとびっくり。

駅に戻り、2階の展望スペースから旭川発の特急「サロベツ1号」を狙いますが、15分ぐらい遅れてやって来ました。午前中、士別で行き違いをした編成かな?

この後は、駅前の食堂で夕食をとって、もう一度、稚内港北防波堤ドームを見て、終了。

 

翌日は早いのでとっとと寝ることにします。最後に部屋から稚内駅の夜景です。


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