沖縄3日目の朝は早め。5時40分に宿を出ます。最初の目的地は「農連市場」。復帰前の姿を今もとどめているという市場ですが、今年中には再開発が始まり「見るなら今」というフレーズにつられて行ってみました。近くには有名な牧志市場もありますが、今回はパスです。

最も賑わうのが午前3時〜6時の間らしいのですが、着いた6時には結構閑散とした感じになっていました。少し遅かったかもしれませんが、人出自体も最盛期の半分ぐらいと市場の方がおっしゃっていました。お店の
おばぁとも少しお話させていただきましたが、おばぁの一人称はやっぱり「おばぁ」でした(笑)  かまぼこご馳走様でした。


▲朝6時の農連市場

▲旧正月のお飾りが見えます
 
▲「ゆくいどぅくる」とは「お休み処」の意味だそうです

なんだかんだで1時間ぐらい市場内をさまよっている間に周囲も少し明るくなってきました。市場に隣接する食堂で朝ごはん。と言っても壁に貼られたメニューを見ても「カツカレー」とか「すきやき」とか「カレーチャーハン」とか、それなりに興味はあるもののいささかハードな感じ。店のおじぃに「朝向きのメニューって?」と聞いてみたら、少し間があって、「みそ汁」とのお言葉。ん? こちらも一瞬間がありましたが、それを頼んでみました。



出てきたのはこんな感じ。確かにみそ汁ですが、野菜たっぷりの汁の中にスパム。卵も落としてなかなか美味でした。

次なんですが、ホエールウォッチングに行きます。予定には全くなかったのですが、前日にイルカやジンベイザメを見ていたらクジラも見たくなりました(笑)  当然のことながら予約はしておりませんのでパンフを見て電話をしてみると、今日は波が高く北谷発の便は欠航ですが、那覇発は一応大丈夫とのことでしたので、その場で申し込み。



▲那覇空港の岸壁に当たる波と離陸するP-3C

ホントでした。めっちゃ揺れます。クジラがいるところを探しながら行くのですが、見つかるまで早ければ20分、場合によっては1時間。もちろん最悪の場合は空振りに終わることもあるそうです。ただ今シーズンはまだ空振りはないとのこと。とは言いつつこの揺れで1時間は辛そうです。事前に酔い止め薬を勧められましたが、効くのかと聞いてみたら「気持ちの問題」との回答。素直な人には効くかもしれませんが私には向いてなさそう。で、結局飲みませんでしたので、出来れば早めに着いてほしいところです。という願いが通じたのか、那覇空港のすぐ沖合、本当に20分ぐらいでクジラを発見!したようです。

「10時の方向、ブロー」と係の人が叫びます。ブローとはクジラの呼吸のことらしいのですが、叫び声でそちらを見てもクジラの姿は既に消えています。そんなことを繰り返しているうちに疑心暗鬼。ホントにクジラおるんかい? クジラはなかなか姿を見せてくれませんが、頭上には那覇空港というか那覇基地から飛び立った海自の対潜哨戒機P-3Cが飛び交っています。まさかクジラを探しているわけではないでしょうが、上空を旋回して行くのでついついそっちを撮ってしまいます。空自の早期警戒機E-2Cまで現れてカメラは空を見上げたまま(笑)



▲P-3C対潜哨戒機

▲E-2C早期警戒機

困ったもんですが、そんなことをしている間に少し慣れてきたかな、ブローの後にチラッと見えるクジラの背びれ。・・・ちっちゃ(笑)  係りの人の話では赤ちゃん連れの親子クジラらしいです。何で判るのかはさっぱり判りませんが・・・

ストレスを与えないためにクジラは見つけてから1時間程度しか追えないそうで、あっという間の1時間でした。結局、豪快なジャンプも顔出しもありませんでしたが、一瞬、尾びれを見ることが出来ました。他はなんだかよくわからない写真ばかりでしたが、これは確かにクジラですね。



▲とりあえず何かおる

▲何とか撮れたクジラの尾びれ

ホエールウォッチングは12時終了予定だったのですが、クジラの発見が早かった事もあって11時前に港に戻ってきました。午後はかっきりした予定は組んでいなかったのですが、普天間基地の視察に行きます(あくまでも飛行機を見に行くだけです)。前日の嘉手納基地と比べると少し近くです。20分少々で普天間基地ウォッチングの定番ポイント嘉数高台公園に到着。かつては日米の激戦地だったこの高台の公園にも桜が咲いていました。



と、頭上にエンジン音。見上げると見覚えのある機影。オスプレイです。まだ展望台に上がっていないのに〜


展望台に上がると、明らかに飛行機撮影が目的と思われる方が数名いらっしゃいました。改めて基地を見下ろすと本当に街の中に滑走路があります。一人の方が空を指差し「来たよ!」 またオスプレイが来ました。街の中の基地にオスプレイが降りていきます。さらに続いてやっきたC130輸送機は、垂直離着陸できるオスプレイよりも更に低い高度を降りていきました。基地移設問題について語るだけの知識も思想もありませんが、何かあったらやっぱり危ないですねぇ、これは。


▲左上に離陸するオスプレイ 誘導路には着陸後エプロンに向かうオスプレイもいます

▲着陸するC130輸送機

嘉数高台公園にいたのは約1時間半。この間に来たのはオスプレイが延べ6機、C130輸送機が1機でした。地元の方の言では運が良いほうとのこと。運が悪いと半日待っていても1機も飛ばないなんてこともあるそうです。



▲展望台の向こうをオスプレイがいきます

この後は島の南部をドライブ。レンタカーを夕方の6時には返却しなきゃいけませんので、残り時間は約4時間半。昼食は手っ取り早く吉野家。でも牛丼ではなく「タコライス」。沖縄の吉野家限定メニューです。ちょっと前に異物混入事件がありましたが、とりあえず大丈夫と信じていただきます。今までタコライスって食べたことが無かったのですが、レタスと味のついたひき肉があってる・・・んじゃないかなと思います。

与那原から国道331号線に入り、海が一気に近づいた感じです。快晴とまではいえませんが、柔らかい日差しがエメラルドの海を照らし、ようやくリゾート気分。




写真を撮りながら走っているとだいぶ時間が足りなくなってきました。残り2時間少々。ここだけはと思っていた平和祈念公園に向かいます。駐車場に車を停めると園内循環バスの運転手に声をかけられました。1周100円ということで乗ってみましたが、客は1人。1周いろいろと説明していただきました。明るく整備された公園を行くと戦争の悲惨さはなかなか感じられませんが、平和の礎に刻まれた沖縄戦における全戦没者24万人あまりの方のお名前、一つ一つにそれぞれの人生があったはず、と考えるとやはり重たいものを感じます。


▲「平和の火」 その先の海が米軍の艦艇で埋め尽くされたそうです

▲美しい海ですが・・・

▲平和の礎 亡くなられた方の名前が刻まれた石碑が延々と続きます

平和祈念公園を後にしたのが5時ちょっと前。少し急いだ方がいいかも。と、少し急いだら思ったよりは余裕があって那覇空港に着陸する飛行機をちゃちゃっと撮影。返却時間にはなんとか間に合いました。



夜は土産物屋さんなんぞをひやかしながら国際通りを牧志までそぞろ歩き、久し振りに東南アジア的活気を感じます。にしても中国の方が多い。夕食は宿の近くまで戻ってラーメン屋さんへ。一風堂に似た博多系のラーメン屋さんでした。

少々疲れた1日でしたが、それはそれとして平和祈念公園はもう少し時間をとるべきでしたね。
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