昨年12月の仙台市営地下鉄東西線の開業に合わせて、バス路線の再編が行われましたが、その時に誕生したのが「70系統」。東西線の川内(かわうち)駅と南北線の北仙台駅を結ぶ路線です(調べてみたら他の営業所でも別の70系統があるみたいです。ここでは川内営業所の70系統です)。

 

仙台のバス路線は、都心部と郊外を結ぶ路線、あるいは地下鉄のターミナル駅と郊外を結ぶ路線が大半なのですが、この70系統は2つの地下鉄の駅同士を結ぶちょっと異色の路線です。

 

川内駅を出ると北西方向に進み、牛越橋で広瀬側を渡ると大崎八幡神社の鳥居を横目に見つつ作並街道を西方向に曲がりすぐ北へ。大崎八幡神社の裏手を通り、その後は北東方面へ進路を変え、国見、子平町を経て、東北福祉大前、さらに三条町、北山、通町を抜けて北仙台へと至るルートです。概ね、江戸期の城下町仙台の最外周を西から北へと結ぶイメージでしょうか?

 

この路線の存在に気づいた時、最初に思ったのは、「誰が乗るんだろう? この路線」でした。川内駅や北仙台駅周辺なら地下鉄だけでよいし、八幡町、国見、子平町〜北山あたりはそれぞれ仙台駅前から直通バスが走っています。地下鉄経由で高い運賃を払って乗り継ぐメリットが思いつきません、沿線間に人の移動がある感じもさしてしないし… 思いつくのは東北福祉大ぐらいかな? しかも70系統の運転間隔は、大雑把に見て1時間に1本程度。更にその間隔はまちまちで使いやすいダイヤにはなっていません。う〜ん、謎の路線だ(笑)

 

というわけで先週の土曜日、街に出たついでに、ちょっと乗ってみました。

青葉通一番町から東西線で川内駅に行きます。考えてみたら東西線に乗るのは昨年の開業日以来。あんまり沿線に用事がないんですよね〜

 

ともかく、川内駅の改札口を出ますが、バス乗り場がわからない。探し方が悪いかもしれませんが、もう少しわかりやすい案内が欲しいところです。ひととおり駅の構内を散策して北1出口から外に出ると、目の前の道路にバス停がありました。

 

▼バスがきました。行先が見にくいですが、地下鉄北仙台駅行きです。

背景のビル群の中には宮城県庁も見えます。

 

▼経由地の表示

牛越橋→国見二丁目→三条町→通町二丁目

 

12時40分、ノンステップバスは定刻に発車。

 

▼発車直前の車内乗客は私を含めて3名。

 

冷房が程よく効いて心地よい車内ですが、やっぱりちょっとさびしい感じです。

 

▼牛越橋で広瀬川を渡ります。

 

▼大崎八幡神社の赤い鳥居がチラリとみえます。

 

大崎八幡神社の裏手、国見二丁目バス停で1人下車。その先の子平町・壽徳寺前バス停で2人乗車。

 

▼東北福祉大前

 

東北福祉大前の次、三条町バス停で川内駅から乗った1人を含む2人が下車。これで乗客は私を含めて2人。

 

▼輪王寺前

 

庭園が有名なお寺です。

 

▼北仙台駅窓越しに仙山線の北仙台駅。

仙山線開業当初からの瀟洒な駅舎です。

 

かくして北仙台駅に到着し、唯一残っていたお客さんに続いて下車。空っぽになったバスはそのまま西へ走り去りました。

 

って、終点は、次の「地下鉄北仙台駅」だったじゃん!

降りるバス停を間違えた!!

 

という訳で、全区間通して乗った客はゼロでした(・_・;)

 

全区間を通して乗る客がいるという前提はないでしょうし、土曜日の真昼間という時間帯ということもあるけれど、概ね予想通りの乗客数でした。う〜ん、この路線、存続できるんでしょうか?

 

で、実際に乗っての感想はというと、これはこれで意外と面白かったです。このバスのルートは、普通に車で通ることの多い道ではあるのですが、バスの高い車窓からみるとそれなりに新鮮でした。ちなみに運賃は240円、所要時間は約30分でした。同じ区間を地下に乗ると運賃は250円で、所要時間は乗り換え時間込みで20分程度。車窓的には、地下鉄で外が見えるのは広瀬川の橋梁のみ、一方のバスは、古い住宅地を延々と行くイメージかな?

 

まぁ、よろしければ一度いかがでしょうか…(笑)

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