数日前にちょっと降りましたが、今年はなんだか雪が少ないです。もともと仙台は雪が多いエリアではありませんが、それでも今シーズンの雪かきの回数はゼロ、自分の車で雪道を走った回数もゼロはちょっと異常です。そんなこんなで無性に「雪が見たいなぁ」などと思ったのが2月上旬のこと。

ついでに「久しぶりに雪の秋田内陸線に乗りたい!」とか思ってしまいます(何気にちょっと前に書いたの記事の影響もありそうですが…)。

結局、行くことができたのは思い立ってから2週間ほど経った2月末。まぁ、秋田内陸線だけというのもなんなんで、未だ未乗となっていた北海道新幹線も乗ってしまいましょう!
いつものことながら少々古い話になってしまいましたが、よろしければお付き合いください。

というわけで、2月下旬の土曜日、朝一番の「こまち95号」で出発。天気は雲が多いもののそこそこ青空も見え、仙台中心部のビルに朝日が反射して輝いています。
古川付近からだんだん外が白っぽくなってきて、岩手に入ると真っ白。時折吹雪く冬らしい景色となってきました。盛岡付近では積雪が減ったもののその先は奥羽山脈。再び真っ白な世界に入っていきます。と言いつつ、山中でも積雪は40〜50cmぐらいでしょうか? 多いのか少ないのかはよくわかりません。

仙台を出て2時間ちょっとで角館に到着。到着直前の車窓はこんな感じです。

角館で秋田内陸縦貫鉄道の秋田内陸線に乗り換えます。にしても、こんなところにも(と言っては失礼ですが)、何組かの外国人観光客がいらっしゃいます。中年の駅員さんが片言?の英語を駆使して対応している姿に時代を感じます。まぁ、観光で売っていかなければならない鉄道ではあるのですが… なんかスゴイなぁ〜

秋田内陸縦貫鉄道は、国鉄の角館線と阿仁合線を引き継ぐ形で昭和61年に開業した第三セクターの鉄道です。平成元年には未成線だった角館線の松葉と阿仁合線の比立内間が開業、路線名も秋田内陸線と改め田沢湖線の角館と奥羽本線の鷹ノ巣を結んでいます。

山間部を走る鉄道ということで、経営はかなり厳しいようですが、阿仁合行き普通列車は1両編成ながら車内はなかなかの繁盛。角館を発車した時点で全てのボックス席が埋まり(4人座っているという意味ではありませんが…)、ロングシート部分にもそれなりにお客さんがいます。ほとんどの方が観光客のようですが、まずは結構なことです。

車両は、開業後まもなくして導入されたAN8800形。この車両も登場してまもなく30年。少々くたびれてきてはいますが、雪の中を軽快に走っていきます。この列車にはアテンダントさんも乗っていて、車窓や駅周辺の案内はもちろん、行き違う車両の説明、さらに車内販売までこなしていました。天気がよければ雪原の向こうに秋田駒ケ岳が見えるそうですが… 真っ白です(笑)

秋田県で最も高い位置にある戸沢駅を過ぎ、長いトンネルを抜けると阿仁マタギ駅。ここで下車します。実は終点の阿仁合駅まで行って駅のレストラン「こぐま亭」で昼食をとるか、阿仁マタギ駅で下車して温泉に浸かるか、直前まで迷っていたのですが、駅の前後で列車の写真を撮ろうとすれば、阿仁合駅よりは阿仁マタギ駅かな〜、で、結局、阿仁マタギ駅で下車。阿仁合駅に向けて去る列車を撮ります。

近くにある打当温泉は徒歩だと30分ぐらいかかりますが、連絡すると車で送迎してくれます。ケータイで電話をすると5分くらいで迎えに来てくれました。

ゆったりと温泉に浸かり、施設内の食堂で軽い昼食。マタギの里ということで、メニューには熊肉ラーメンも… 肉そばをいただきましたが肉は豚でした(笑) 熊っておいしいのかな?

施設内にはこんなのが居ました。なかなかのインパクトです。

再び車で阿仁マタギ駅まで送ってもらいます。ドライバーの方の話では雪の量は平年並みとのことでした。

阿仁マタギ駅に鷹ノ巣行きの急行「もりよし」号がやって来ました。車両は先ほどと同じAN8800形。急行用としてAN8900形があるのですが、残念ながら定期の運用からは離れているようです。ちなみにAN8800形は登場時にはベージュに赤のラインという塗装でしたが、今は一部を除いてそろぞれ色違いの単色塗装となっています。

それはそれとして、車内には華やかな雛飾りと秋田犬の子犬の写真が…

この急行列車で鷹巣駅を目指すのですが、ここで問題が一つ。既に角館駅で言われていたのですが、秋田内陸線は「小渕駅と阿仁合駅との間で線路肩崩落の危険性」とのことで、阿仁合駅と阿仁前田駅との間はバス代行となるとのこと(3/23現在、まだ復旧していないようです。秋田内陸鉄道さん、頑張ってください!)。鷹巣駅ではJR奥羽本線の弘前行きに乗り継ぐ予定なのですが、乗り換えの時間は9分。一部区間とはいえバス代行となると遅れは必至。その後の予定を考えるとちょっとヤバイです。

そうこう言ってる間に日立内駅に到着。待っていたのはベージュに赤のオリジナル塗装のAN8800形。線路の両側にはそこそこの雪の壁が…

30分弱で阿仁合駅に到着。この列車にも乗っていたアテンダントさんの誘導で代行バスに乗り込みますが、言うことを聞かない観光客は(私もあまり人のことは言えませんが…)あっちで写真、こっちで自撮りで、なかなか先に進みません。幼稚園の先生のごとく優しい声で案内を繰り返すアテンダントさん。お疲れ様です。そして、すみませんでしたm(__)m
代行バスは秋北バスの小型の路線バスタイプ。この車両に急行から乗り継いだお客さんが納まってしまいました。お客さんで席にありつけなかったのはお一人だけ。急行にもそこそこ乗っていたと思っていたのですが、なかなか厳しい現実ではあります。

急行の代行バスなので途中駅には寄らず阿仁前田駅には15分ほどで到着。再びアテンダントさんの活躍で鷹巣駅までの急行列車は7分遅れで発車。鷹ノ巣駅(JRのたかのす駅はノの字が付きます)での接続は微妙なところ。

添乗していた秋田内陸縦貫鉄道の社員らしき人に聞いてみたら、「JRに連絡してみます」。数分後、「JRは待つそうです」との回答があって一安心しましたが、結局は4分遅れで鷹巣駅に到着。跨線橋で直接JR鷹ノ巣駅のホームへ行き、難なく乗り継ぐことが出来ました。相変わらずの雪景色の中を701系で弘前に向かいます。

大鰐温泉駅では、今も現役、弘南鉄道のキ105を目撃。これが動いているところも見てみたかったです。

弘前駅で乗り換えるのは五能線の快速「リゾートしらかみ4号」。

最新のハイブリッド気動車HB-E300系の橅(ぶな)編成。木材を多用した明るい車内は気持ちがよいです。運転席の後ろのフリースペースにはブナの木のオブジェが飾られていました。

窓越しに津軽の名峰、岩木山が見えますが、残念ながら山頂は雲の中。そして右側から雪雲が迫ってきました。

五所川原駅に着いた時にはまたまた吹雪き。五能線のハイライトはこの先にある鰺ヶ沢駅からですが、ここで津軽鉄道に乗り換えます。車両は主力車両である津軽21形です。乗った列車は金木駅でストーブ列車と行き違いとなります。

ですので、金木駅の手前の津軽飯詰駅で降りてストーブ列車を撮り、そのままストーブ列車で五所川原駅に戻るつもりだったのですが、降りてみたら、なんか撮りにくい。以前、この駅で撮った時と何かが違う。と思ったら行き違い設備がなくなっていました。

とりあえず乗ってきた列車を見送ります。

ストーブ列車が来るまで約30分。待合室に入ってみると想定外なことにストーブが点いています。ほわっとした空気がありがたいです。待っている間に雪が上がりましたので、乗るのはあきらめて近くの踏切でストーブ列車を撮ることにします。次の上り列車まで1時間半ぐらい待たなければなりませんが、ストーブがあるので何とかなるでしょう。

やって来たストーブ列車はディーゼル機関車が牽引していました。当たり前の姿ではありますが、事前にネットで見ていたら客車が2両がディーゼルカー津軽21形に挟まれる形で運転されている写真をみつけて、これだったらちょっと悲しいと思っていたので、まずは安心します。ただ、機関車の次位につながれた津軽21形はしょうがないところでしょうか。

ストーブ列車を撮って待合室に戻るとほどなくして一人の男性が入ってきました。実はストーブの脇には「夕方に係りの者が消します」的なことが書いてあったので、「ありゃ、消しに来ちゃったかな」と内心ドキドキします。

で、いろいろとお話をさせていただいたのですが、実際に消しに来られたようです(笑)

とりあえず、私が上り列車に乗った後に改めて消しに来るとのことで、すみません、ありがとうございました。おかげさまで本当に助かりました。

ところでこの駅には津軽だこや地域を紹介する展示物がいろいろと飾られています。ストーブを消しに来られた方もそのお一人だったのですが、飯詰を盛り上げる活動をされているそうです。ストーブもその一環とのことでした。にしても、懐かしい昭和の駅のイメージです。
ちなみに活動内容等はこちらのホームページで紹介されています。ぜひご覧いただければと思います。

ようやく上り列車が来てくれました。

五所川原駅からは再び快速「リゾートしらかみ」に乗ります。別に普通列車でよいのですが、これしか無いんですよね。さっきの橅編成同様にハイブリッド気動車HB-E300系で、橅編成の先輩になる青池編成です。

何はともかく、この列車で青森まで移動しますが、ちょっと疲れたかな〜。と空いているのをよいことにシートを回して足を伸ばしますが、シートピッチが広すぎてかえって疲れる(笑)

この日は青森に宿泊。青森名物「味噌カレー牛乳ラーメン」をカップ麺以外で初めて食べました。なるほど、こんな味でしたか。

 

 

翌日は函館を目指します。

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