- 2017.04.26 Wednesday
未だ健在☆719系
719系が登場したのは平成元年。仙台地区に登場した初めてのステンレス車で、片側3扉も初めてだと思います。車内のシート配置が集団見合い型というのが特徴でした。
この頃は仙台を離れていたのですが、帰省時に乗る仙山線ではかなりの確率で今電車に乗りました。東京で見る211系とよく似たデザインで、ちょっと都会になってきたんじゃないか、と思わせてくれる電車でした(笑)
そんなこんなで仙台の電車の近代化に貢献した719系ですが、登場から30年弱。ちょっと早い気もしますが(台車は元急行電車からお下がりでした)、引退の時期に近づいてきました。昨年のJR東日本のニュースリリースでは、E721系1000番台の投入により719系は置き換えで、順次廃車となるとのことでした。
で、今回投入されたE721系1000番台は19編成。最後のP4-19編成も既に運用に入っているので(何回か乗っています)、必然的に719系の運用はもうなくなったんだろうと思っていたのですが、未だに走ってますね、719系。
ED75 旧型客車のレトロ花めぐり号を撮りに行ったときに、槻木駅近くで走る719系を目撃しました。それで、先週の日曜日、桜はもう終わってましたが船岡駅〜大河原駅に時間を合わせて行ってみました。
船岡駅8時54分発の白石行きの普通列車。千桜橋から見ると遠くの船岡駅にホームに停まる電車のライトは腰に2灯、黄色い光。719系です。
わずかに赤みの残る桜の木の脇を行く719系です。
約30分待って白石駅からの折り返しを撮ります。
この後の運用はわかりません。今行った電車が仙台駅に着くのは10時3分。10時4分発の白石行きの電車がありますが、さすがにこれは違うでしょうから、次の白石行きは11時。仙台駅で1時間近く停まっているのか、車庫に戻るのか、別の方面に向けて運転されるのかわかりませんが、この日の撮影はこれで終了としました。
なんにしても残った719系もそんなに長い命ではないでしょうから、仙台エリアの電車は仙石線を除けば、E721系の一族と701系だけになってしまいそうです(阿武急から乗り入れてくる8100系もいますけど…)。
はぁ、455系、417系、715系、717系、719系が走り回っていたあの頃が懐かしい、って、もう20年以上も前のことなんですねぇ(遠い目) というか、雑多な客車や雑多な気動車、そして華やかな特急列車が活躍していたあの頃は…(もっと遠い目)
以上、結局のところ、いろいろとバリエーションがあった方が楽しいよね、というお話でした(笑)