- 2017.04.27 Thursday
やながわ希望の森公園のミニSL
福島県北部の伊達市にあるやながわ希望の森公園。ここには小さなSLが走っています。
4/15、「レトロ花めぐり号」が走った時、越河駅近くで上り列車を撮った後、下り列車が来るまでの間に、こちらのSLも撮ってきました。時々、大粒の雨が降ったりして天気はイマイチでしたが、桜は満開でした。
阿武隈急行の「やながわ希望の森公園前駅」近くの西口駅から約800メートルの線路が伸びており終点は東口駅。走るSLはこの鉄道のために昭和62年に地元の協三工業という会社が新製したものですが、石炭を焚いて走る本物の蒸気機関車です。新製とはいいながら、もう30年選手なんですね。そう考えるとなかなか風格があります(笑)
ちなみに機関車の番号「B62418」は、B型機関車で昭和62年4月18日に運転開始したことによるものだそうです。
現地に着くと、ちょうど西口駅に列車が到着したところ。ギリギリ撮ることはできましたが、ほとんど無煙でした。次の列車は…と、駅入口の時刻表を見ると、お昼休みを挟んで東口駅行きが13:20。だいぶ時間があるので、その間に阿武急を撮って時間の15分ぐらい前に来てみるとSLの気配。って、もう走ってるし…
追いかけるように東口駅へ行ってみます。
東口駅では機関車を切り離し、ターンテーブルで向きを変えます。
東口駅を出たSL列車です。通り過ぎるとほのかに石炭の煙の匂いが漂います。
どうやらお客さんがたくさんいるので臨時列車?が出ているようです。しばし待つと西口駅から折り返してきた列車がおおむね時刻表どおりにやってきました。なかかか良い煙を吐いています。
確かにお客さんがいっぱいです。この客車も協三工業製です。
東口駅でのポイント操作。向こう側ではSLが向きを変えてる最中です。
西口駅手前の桜並木で列車を待ちます。
これで時間。「レトロ花めぐり号」の下り列車を撮るため越河に戻ります。てか、昼ごはん食べるの忘れてた!