仙台市電最後の生き残り長崎電気軌道の1051号(元仙台市電117号)が、今年の3月、とうとう引退することとなりました。という記事を書きましたが、関連の写真を少しスキャンしてみました。

昭和51年の仙台市電廃止により、5両の100形電車が長崎電気軌道に譲渡され1050形となったのですが、その姿を見たくて現地を初めて訪れたのは昭和55年3月のことでした。

門司港駅から夜行鈍行の「ながさき号」に揺られ、長崎駅に着いたのは翌朝の7時前。すぐに駅前から路面電車に乗っていますが、直後にすれ違ったのが1055号。早くも元仙台市電との出会いでした。

絶対数が5両だけですので、そう頻繁に出くわす訳ではありませんが、そこそこの頻度で見ることができ、着いた日と翌日の朝までに1052号をのぞく4両を撮ることができました。

その中から、今回引退となる1051号の写真ですが、この時はまだ長崎電気軌道の標準塗装でした。「まぁ、しょうがないよね」とは思っていましたが、色調が仙台市電と微妙に似ているのが救いでした。

1054号の車内からみた1051号
蛍茶屋〜新中川町

翌日の朝、雨の中を走る1051号
諏訪神社前〜公会堂前

実際に乗れたのは1054号だけでしたが、市内を元気に走り回る元仙台市電の姿を見てうれしく感じたものです。

次に長崎に行ったのは昭和58年でしたが、滞在時間はわずかに2時間程度で、駅前から公会堂前付近で少し撮ったものの、1050形とは出会えずじまい。少しずつ稼働率が落ち始めてはいましたが、元仙台市電がまだまだ活躍していた頃で、今考えると惜しいことをしました。

その次は、ずっと下って平成10年。この時は割としっかりと長崎電軌を撮っていますが、残念ながら既に1050形の運用は大幅に縮小され、平日朝のみの運転だったようです。しかも廃車が進み、残っていたのは1051号と1053号の2両のみ。動いている姿を見ることはできませんでした。

ともかく、浦上車庫に行ってみると、仙台市電色に塗り替えられた1051号は不在でしたが、中に入れていただき車庫内で休む1053号を見ることができました。

浦上車庫内の1053号

車内に入ってみると、車両の清掃をしているおばさまたちの休憩所となっていました。

そして、本命の1051号ですが、朝の仕事を終えて蛍茶屋の車庫にいるということで、そちらでも撮らせていただきました。

やっぱり動いているところを見たかったなぁ〜

長崎で見た元仙台市電は以上ですが、今回、引退する1051号の仙台時代の写真がわずかながらありました。

仙台市電廃止直前の117号。

こちらは廃止から数日後。長町車庫の片隅に留置されていた117号です。
プリントの状態も悪いのですが、侘しさが漂っています。これが長崎に行く車両とは知らずに撮ったのですが…

最後にスキャンしたものではありませんが、去年、仙台市秋保温泉で撮った119号。
平成14年に長崎から仙台に帰って来た1053号です。保存された当初は長崎時代の塗装でしたが、平成27年に仙台市電色に塗り替えられ、昨年、車両番号も追記され、一段と仙台時代に近づきました。行先だけは「長崎駅前」ですけど。

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